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山野草さがし散策・過去録写真館

八幡山 二本杉・艮神社

神社やお寺には古木の森があり、お参りする人の心を
和ませていただき励ましてくれます。

吉舎町敷地 農村地帯の、のどかさ豊かさ 2010/6/11  
広島県三次市吉舎町敷地 「八幡山 二本杉
21世紀への一里塚  THE ICHIRIZUKA 
下素麺屋一里塚は350年の風雪に耐え吉舎町のシンボルとなっていましたが、
平成4年6月ついに伐採されました。
シンボルタワー「ICHIRIZUKA」は新しく21世紀へ向けての一里塚として、
大樹をイメージし、1993年(平成5年)3月に建立されました。と記されている。
国道184号線(島根県出雲市〜広島県尾道市)を出雲方面に走り三次市吉舎町吉舎に入ると
左手に、このシンボルタワーが目に飛び込んでくる。
シンボルタワー周辺には、三次市役所吉舎支所や吉舎図書館、吉舎歴史民俗資料館、日彰館高等学校、
三次市吉舎B&G海洋センターなどがある。
   
三次市役所吉舎支所前の石の巨大なモニュメント

中国横断道尾道松江線(やまなみ街道)
尾道松江線の道路工事が着々と進められている。 もう2〜3年のうちには開通するのであろうか?
国道184号線、馬洗川に架かる吉舎大橋付近から写しました。


梅之木交差点 敷地大橋 三次市吉舎町敷地
国道184号線 
馬洗川に架かる長さ200mの橋
国道184号線を出雲方面に向かって敷地大橋100m、梅之木交差点50m手前を左折すると
八幡山の二本杉の案内板が少し入った所に立てられている。
尾道松江線の道路工事現場を過ぎてホームセンター「ジュンテンドー」を
右手に見たらスピードを出しすぎない事、奥まった所に案内立て看板が立っているので
見落とし通り過ぎてしまうかも?
2つ目八幡山の二本杉の案内板
1つ目案内立て看板から約50〜60m入った左手に2つ目八幡山の二本杉の案内板がある。
ここから200m先に御神木の二本杉がある。
「八幡山の二本杉」 ご案内板
宝暦12年(1762)に志幸八幡神社から分祀した敷地八幡神社が
このあたりにありました。
この神社の奉納相撲は有名で村内はもとより、近隣の村々からも
多くの力士や見物人が詰めかけて賑わっていたとのことです。
この二本杉は、御神木として夫婦円満・縁結びの御利益・子どもの
成長・長寿の守護神と崇められていました。 
しかし大正3年(1914)敷地艮神社へ合祀され、
御神木であったこの大きな二本杉だけが現在残っています。
平成21年2月 敷地自治振興会と記されている。
ニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科ニワゼキショウ属
花言葉:豊富 繁栄 豊かな感情 
二本杉に向かう林道に群生していた。
トウバナ(塔花)  シソ科トウバナ属
花は顎筒から淡紅紫色の小さな花をのぞかせている。草丈は20cm前後あり、林道わきに群生している。
八幡山の二本杉
二本杉概要 幹周り 約5m(地上5mから二本に分かれています)
樹高:約40m  樹齢:約500年
敷地地区のシンボルとして、元気なパワーをもらっています。
杉の木を抱いてみて下さい。そして耳を当ててみて下さい。
きっと生命(いのち)の息吹を感じると思います。
いつまでも、いつまでも大切にしたいものです。と記されています。   
林立する檜林の中に一際目立つ二本杉 二本杉の幹周り 約5m
幹周り 約5m 耳を当てて御覧なさぁーい。きっと生命(いのち)の息吹を感じると思います。
 艮神社
二本杉のある敷地八幡神社が、大正3年(1914)艮神社へ合祀されたと案内板に掲載されていたので
ゆかりのある艮神社に行ってみることにしました。
艮神社 第一の鳥居
広大な農村地帯中心部に位置する艮神社
艮神社の社殿に向かう参道脇に
立つ灯篭。参道両脇には
畑が広がっている。
しめ縄がかけられている石柱と
狛犬様のお出迎え。
社殿前の第2の鳥居
大樹に囲まれた艮神社社殿
社殿前の第2の鳥居
社殿側から見渡す農村地帯青い空にぽっかり浮かんだ白い雲。
広大で、のどかでいいなぁー。農家の方々は農地、自然の維持管理に
大変ご苦労されているのだろうなぁー。
鳥居を寄進建立された寄進者名が彫り込まれている。 昭和八年四月 鎮座一千百年祭
鳥居を寄進建立された寄進者名が彫り込まれている。 昭和八年四月 鎮座一千百年祭
神社門
石段脇に狛犬が鎮座し両脇に玉垣が建立している。 
こんもりと大樹の社叢に囲まれている。
手水舎 
まず柄杓を右手に持ち1杯の水を汲み、左手を洗う。
次に、柄杓を左手に持ち替えて右手を洗う。
第三にもう一度、柄杓を右手に持ち替え、左手に水を
受けて口を洗い、その後 左手を洗います。
(最近は水質などのことがあり口をすすがないようですね)
最後に柄杓を立てて柄の部分に水を流しかけて終了。
(最初に汲んだ一杯の水で最後の工程までをこなす)
艮神社 本殿 
後鳥羽上皇の隠岐国配流の途中に吉舎艮神社(艮神社は現鎮座地の南、横路山にあった)で一泊したと伝えられ、吉舎の地名についても
「御叡慮(えいりょ)ニ 相叶(かない)候や、
吉(よ)き舎(やど)りと宣言在(あ)らせられ侯。
それより吉舎村と追々村名唱替(となえかえ)侯由」「吉舎村国郡志書上帳」と後鳥羽上皇伝説の一つとなっている。
樫の木 樹高20m以上もあろうか?樹重に耐えかねて傾いたのだろう。 
大きな樫の木である。
神社境内には、イチョウ、杉、カヤの木、ケヤキなどの大樹がある。
藁で作られた龍
上手く作られているなぁー
五穀豊穣 家内安全 財運隆盛など等の願いを込めて
作られているのだろうなぁー。 
ウツボグサ(靫草) シソ科ウツボグサ属 別名カコソウ(夏枯草) 
艮神社の左手 境内広場に咲いています。
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