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山野草さがし散策・過去録写真館

滝の素晴らしさ

樹林の中を下り岩肌を削り流れ落ちる滝の水音の轟きが耳から脳へと伝わり心に感動を覚える。

日本中にはたくさんの滝があるよです。
見かけた滝のご案内看板に足の向くままに写して
きた写真を掲載しています。
寒波で凍りついた裏見の滝「岩井滝」も見ました。

滝の素晴らしさ    横野滝・神庭の滝
滝、せせらぎの水音に心なごみ、心豊かにさせられる。大自然の営みを大切に!!自然破壊をしないように!!
さまざまな形態をみせる滝の風景に魅了され、滝音に耳を傾け、時のたつのも忘れ、心を癒してくれる。
古屋不動滝     

 真庭市田羽根    2012/7/13 
国道181号「出雲街道」を西走、真庭市勝山の勝山大橋を渡ってすぐの三叉路交差点を右折し、
国道313号「美作街道」を北上、湯原方面へと走る。
神庭の滝、真賀温泉、足温泉、湯原温泉を通過して、ゆばらの宿米屋を左手に見ながら湯原トンネルを
抜けると間もなく右手に古屋不動滝のご案内板が田羽根川に架かる笠淵橋のたもとに建っている。
笠淵橋を渡りイノシシが出るのか波トタンに囲まれた田園の間を走る林道を自動車の離合に注意しながら
笠淵橋から1.8km走ると古屋不動滝にたどり着ける。
滝までの道は綺麗に草刈りがされ、管理が行き届いていた。
滝の落差:上の滝 約12m 本滝 約15m 下の滝 約8m 

古屋不動滝への入口

国道313号は広島県福山市から鳥取県東伯郡北栄町に至る一般国道を鳥取方面に向かって北上するとこの光景が見えてくる

国道313号 美作街道から
田羽根川に架かる笠淵橋を右折する。
笠淵橋の銘板

 竣工は2001年11月。

ご案内板

笠淵橋を渡ると右手に建っている。古屋不動滝まで1.8kmとなっている。
旭川水系田羽根川の下流方面 

笠淵橋の上流・田羽根川

石がごろごろした中を清流が連綿と旭川に向かって注ぎ込まれている。

田 園

イノシシ除けの波トタンに囲まれた田んぼの間の道を走ると突き当りになり、
右折する。

古屋不動尊・古屋不動滝

突き当りを右折すると滝まで1.3kmとなっている。

注意書き案内板

大雨の時は十分に注意して下さいとの注意書きがされている。

駐車場

トイレも完備され、自動車は15台くらいは駐車できそうだ。

古屋不動滝の石碑

駐車場の奥に立派な自然石に古屋不動滝の文字が彫刻されている。右手の砂利道を徒歩で
約100mくらい進むと滝に行かれる。

雨乞山園地案内図

林間広場、芝広場などがある。

林間広場

林間広場には、炊事棟が完備されキャンプができるようだ。

林間広場

炊事棟横に水音が響き冷たい山水が流れ林間広場に一役の風情を醸し出していた。

林間広場には、クヌギやアベマキなどの樹木が林立し素晴らしい環境で緑のシャワーが降り注ぎ爽やかな空気が身体を包み込んでくれます。

古屋の不動滝の説明板

昔、蔵之介という人がこの山に猟に来た。日の暮れた帰りの山道で
子供を背負った女に出会った。さてはこの夜道に妖怪かも、と思った
蔵之介は、この女に向けて鉄砲を放った。翌日村人たちが行って
見ると、胴が斗樽ほどもある大蛇が撃ち殺されていた。
この事があって以来、この深山からアカテヌグイ、コテヌグイ、
ヨゴローヤンなどという妖怪が出て来て、村人に災いを及ぼしだした。
困った村人達は妖怪を封じるために、成田不動尊を勧請して
この滝に祀った。その霊験によって妖怪は現れなくなったという。
これがこの古屋不動滝の由来である。
近くに、蔵之介、アカテヌグイ、コテヌグイなど不動滝由来の地名が
残っている。湯原町と記されている。

滝への入口

今まで目にしたこともない立派な杖置場が完備されていた。

滝へ

この辺りに来ると古屋不動滝の流れ落ちる水音も大きく聞こえ、肌に触れる爽やかな冷たい空気が身体を包み込んでくれます

東 屋

大きな岩石の上に東屋が建てられている。右手の参道階段約30段を上ると古屋不動尊と上の滝に行かれる。

参 道

階段を上って来ると法面が岩盤になっており参道が鉄材で作られていた。 

上の滝・古屋不動尊

滝の前に祭壇が設置され石壇や自然石の線香炉が置かれていた

自然石に

どんなことを願って刻まれたのだろうか

上の滝 落差約12m

藤蔓が、龍が滝を昇るごとし伸びていた。この写真は2枚の写真を
パノラマ合成したものです。 
先日の雨で水量も多くマイナスイオンシャワーがたくさん降り注ぎ、
素晴らしい景観風情に心すっきり良いエネルギーを頂き、
涼が堪能できました。右手の懸崖に磨崖仏が浮き彫りされている。合掌

古屋不動尊

滝に向かって右手の懸崖に右手に剣を持ち、左手に縄を持った不動明王磨崖仏が彩りよく浮き彫りされている。
不動明王の剣は悪を倒し、縄は悪を捕えたり民衆を救済されるために
使われるという。

上の滝から本滝に

上の滝から本滝へ流れ落ちていく。
ゴォー、ザァーと本滝の滝壺へと流れ落ちと行く水音に心奪われます。

いよいよ本滝へ

緑のシャワー、マイナスイオンを満喫できる中に赤い橋は似合います。
いい雰囲気です。橋の下を流れゆくせせらぎは下の滝へと注ぐ。

本滝の右手に小さなせせらぎ

清らかに澄み切った小さなせせらぎの流れ旭川に注がれ、
やがて児島湾へと流れ込み瀬戸内海に混ざり込む。

本 滝

水量も多く、絹布を垂らしたようだ。
懸崖には青々と苔が生えて、一層 滝の流れを盛り立てている。

本 滝

清水が素晴らしく透明度が高い。 落差約15m 
2枚の写真をパノラマ合成しております。滝の流れで風が舞い起こり
近くの草木を揺り動かし益々もって涼しさを高めてくれる。 
涼を求めて訪れるにはもってこいの場所です。

下の滝へ

先日の強風で風倒木があったが、潜り抜けて下の滝へ向かう。

下の滝

落差約8m 上の滝(1段目) 本滝(2段目) 下の滝(3段目)と滝三昧
涼が堪能できました。
紅葉の季節も彩り鮮やかな風情が楽しめるであろう。
こうして素晴らしい風情景色を味あわせていただけるのも、地元の方々の協力・維持管理あってのことと感謝いたしております。ありがとうございます。

下の滝のもう一つ下の滝

落差約5m 数本に分かれ流れ下っていた。 
駐車場東側にある遊歩道を降りて行くと見られます。

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