山野草さがし散策・過去録写真館
がいせん桜並木 明治三十八年(一九〇五年)十二月の村会(村議会)で戦勝の永き記憶、地方風致保ち、 衛生上も利するとして、桜の植樹が議決された。 御幸橋より町尻まで、二〇〇間(三六〇メートル)の長さ、三間(五.四メートル)間隔に、 一三七本の桜が植えられ、がいせん桜とよんで、みんなで守ってきているのです。 がいせん桜並木は、春らんまんと花が咲き、夏の緑に秋の紅葉、冬は雪の花となり、 四季折々に風情を変えて、旧出雲街道新庄宿の町並みを、美しく引き立てているのです。 と記されている。 |
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醍 醐 桜 | 宮座山の磐座 | ||
がいせん桜は、西日本で一番遅く咲く桜並木が見られるスポットであろう。 新庄川沿いの枝垂れ桜も、これから咲いてくる。 この日は、外気温6度で冬物衣装でちょうど良いくらいの寒い日だった。 それでも桜見物の人たちが大勢来られていた。 |
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2013年4月14日(日) がいせん桜は7分咲きだ。 駐車場は満車状態だった。 枝垂桜は蕾だった。 |
9:00 Surprise、驚き 驚きだよねぇ~こんなタンポポ 一本の茎から7個くらいの花が 咲いていた。7本くらいの 茎が合着し一本になっている。 |
JR姫新線 姫路駅ー新見駅間 キハ120形 二両連結 |
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2010/4/14 真庭市目木 目木川沿い左岸に陽光桜? 右岸にソメイヨシノが満開。 |
ハナズオウ(花蘇芳) マメ科ハナズオウ属 紅紫色の花が枝に 塊って咲いている。 |
10:06 It is beautiful、美しい 国道181号 真庭市田口付近~。 5本のソメイヨシノ桜が満開の美しさを漂わせていた。 新庄川沿い細い道1.5km先、 紅葉の名所 美甘渓谷あり |
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西方向から見た桜 青空ならば桜が、 なおいっそう美しく映える |
さくらまつり・てまり展 2010/4/17(土)・18(日) 美甘てまり同好会主催の 「てまり展」が真庭市役所支所近く美甘コミュニティセンターで開催される看板が…。 奈良在住、溝口ツヤ子さんの 創作てまりと美甘てまり同好会 御殿まりの合同作品展。 |
出雲街道新庄宿 国道181号線を西に向かって走っていると左手に メルヘンの里 新庄村の 観光案内看板が立っている。 |
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道の駅メルヘンの里 新庄 10:25 到着 自動車が多数駐車していた。 |
道の駅メルヘンの里 新庄 京丹波「焼きポン」の焼き栗 ほっこりあつあつ栗 久世の焼肉「南大門」の 岩ノリ、するめキムチを買った |
歴史国道 出雲街道新庄宿 町並み保存地区 道の駅「メルヘンの里 新庄」前に立つ立派なご案内柱 |
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新庄川に架かる宝田橋 (がいせん桜側から写した橋) この橋を渡って、がいせん桜並木路に向かう。 |
出雲街道 陰陽を結ぶ道 出雲街道二十一次 |
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がいせん桜に魅せられて ソメイヨシノ 137本 がいせん桜に魅せられて 三々五々集まって来る、 桜好きの人たち |
旧須貝邸 | 開花、桜色 | |
桜の名医 桜の特性を知り、桜の持つ 生命力を活かし、再生しうる 桜の名医によって巻かれた包帯 桜の幹を覆い巻かれていた。 |
ふる里づくり基金 ふる里づくり基金によって 桜の木が治療されている。 桜を思う人々の心の結集が 桜を愛でる人々を 楽しませている。 |
傷ついた我が身を 朽ちかけていた樹木を 桜の名医によって 再生能力を引き出され 元気を取り戻して 美しい花を咲かせている。 |
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びっしりと びっしりと再生した毛根 今年、包帯が解かれた ばかりのようだ。 |
再生の芽吹き 太く再生した根から 新芽が出ている。 来年は花が咲くのだろうか? |
踏ん張って 包帯が巻かれていても 綺麗な花を咲かせている。 |
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第一回 おかやま景観賞 平成元年度 岡山県 がいせん桜通りの町並みは、旧出雲街道の面影をとどめ、脇本陣のほか古い格子のある旧家等が地域の方々の手で大変良く保存されています。また、岡山県の郷土記念物にも指定されているがいせん桜は……中略。明治39年に植えられたもの……中略 町並みや建築物などを表彰する岡山県主催の第1回「おかやま景観賞」を受賞しました。と記されている。 |
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日本の音風景百選 新庄宿の小川 |
葉わさび 清流の石垣の間から桜の花に負けじと瑞々しい葉を広げ 白い小さな花を咲かせ勢いよく伸びている。 アブラナ科ワサビ属 別名:サビナ、ワサビナ、ヤマワサビ、 サワワサビ 清流を好む 花は白色花弁4枚 雌蕊1本 雄蕊6本 葉は丸めハート形 |
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水の流れに 水の流れに身を任せ… 人生 清めてよぉー 桜の花に浮かれて 飲む酒は…うまぁーい…と 飲んだつもり貯金 塵も積もれば 山となる。 |
小さな水車 清流の流れに、小さな水車が 休まず回っていた。 連綿と流れ続け、人々の心の 癒しとなってきたのであろう。 |
アマゴの囲炉裏焼き アマゴの炭火焼の香りに引き寄せられて囲炉裏の暖かさに 寒さ忘れ、焼きアマゴにがぶり 旨さに心ほころび ビールがほしいなぁー 飲酒運転だめ!! 本当に美味かったなぁー 身体ぽっかぽかぁー。 |
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出雲街道 新庄宿 国境い山地の宿場 ここは出雲街道一の難所である 四十曲峠をひかえた宿場町でした。江戸初期より家が建ち始め、元禄二年(一六八九年)には 四七軒、江戸末期には 一〇〇軒ばかりの町並みとなり…と記されている。 |
宿場町 映像の世界からの情報だが 江戸時代の殿さまたちが 立ち寄られた時の賑わいの 声が聞こえてきそう。 徒歩での移動だったのによく頑張って歩いたものだねぇー。 今は、便利な世の中になりすぎて贅沢を言っているなぁー。 |
がいせん桜散り始め 2010/4/22 雨上がり 人影はまばらであった。 2013/4/15 開花情報 満開 |
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新庄川 2008/4/22に写した。 新庄川を流れる水は 川底が綺麗に見え澄んだ 流れだった。 |
枝垂桜 2008/4/22 快晴 新庄川川下に向かって 右岸に枝垂れ桜が満開。 2013/4/17 5分咲き |
雨上がりのシダレザクラ 2010/4/22 枝垂桜は満開だった。 新庄川の清流の水音に 新庄村ののどかさを感ずる。 |
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2010/4/22 立ち上る霧 枝垂桜は50本植栽されている。 |
2016/4/11 枝垂桜は間もなく満開になる。 |
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道の駅 メルヘンの里 | |||
2008/4/22 がいせん桜 散り始めていた。 散る花 残る花 いずれ散る花 散るも また 見事なり 大盃の酒 散る花びらに 風情を感ずる |
2016/4/11 天気もいいし、がいせん桜も満開だった。 |
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2016/4/11 愛宕宮に通ずる愛宕道 がいせん桜、宿場町を上から眺めてみようと愛宕宮の参道をのんびりと登る。 |
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愛宕宮に通ずる愛宕道 | |||
愛宕山、愛宕宮への参道を登りながらの風景を掲載しています | 樹木を通して眺める宿場町 | 九十九折れの参道 | |
愛宕宮の明神鳥居から写真を写しながら、杉の大木などが伐採され開けた愛宕宮境内に約10分で着く。 開けた境内から新庄の赤瓦の町並み風景は、のどかで風情があり、清流の流れと峰々の連なり眺望に 心奪われしばし佇む。 |
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出雲街道の本陣 宿場町新庄宿をあとにして蒜山方面へ向かう県道58号線へ入り、約5分ほど走行すると 左手に宮座山(Mt.Miyagura)2.5kmの案内表示板が目に入り行って見る事にする。 宮座山案内表示板から約4分走ると緑資源幹線林道 粟倉・木屋原線(美甘・新庄区間)、美甘方面、 宮座山の案内表示板が設置されている。 |
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宮座山 宮座山には三つ巨巌がならびこれを辺津磐座(ヘツイワクラ)、中津磐座(ナカツイワクラ)、 奥津磐座(オキツイワクラ)といいます。これらを多くの岩石が取り囲み、磐境(イワサカ)を つくっている古代の宗教遺跡です。平賀元義は、ここは神代よりの大宮処といわれ郷土史家山口和利も、 北方天神族が八岐中国(ヤマタナカツクニ)をつくったとき、その大宮処(国都)は宮座山だとされている。 山麓には、舟の帆の形をした帆立岩があり頂上近くに玄武岩柱状節理が見られる。 屏風を広げたような縦の節理と石垣を積んだように見える節理が、いっしょに見える所は他に例がなく 貴重な場所であると説明書きが記されている。 |
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順路案内指示に従って登ろう。 | 少し登ると切り開かれた広場があり、石碑や説明板、数本の玄武岩が あります。宮座山碑の裏面には宮座は神代より御鴨神社鎮座の 霊山にして国造りにいそしみ玉ふ掛巻も畏き鴨の味鉏高日子根命の 御魂置きて鎮まりませる磐座三座を中心に磐境を回らせたかんなびの 霊地である。と記されている。 |
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宮座山碑から順路指示に従って 磐座を目指す。 |
間伐手入れされた杉林 | 杉林の中に苔むした大岩 | |
帆立岩 舟の帆に似た形状をしている。 帆立岩の少し手前の九十九折れの登山道を左折して磐座を目指す。 |
少しなだらかな馬の背のような尾根伝いの登山道を登る。 | ||
玄武岩の尖ったかけらが散乱している。 縄文期には斧など刃物として使えたのだろうか。 |
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宮座山には三つ巨巌がならびこれを辺津磐座(ヘツイワクラ)、中津磐座(ナカツイワクラ)、 奥津磐座(オキツイワクラ)といいます。これらを多くの岩石が取り囲み、磐境(イワサカ)を つくっている古代の宗教遺跡です。 |
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辺津磐座の巨石群が樹木林内に見える。縄文期に信仰の対象としていたのだろうか。 | |||
中津磐座の巨石群 上部に衝立のような巨石が立っている。 大木の根が岩の割れ目に入り込み、岩を抱え込んでいる。 |
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奥津磐座 頂上近く左手に玄武岩柱状節理が見られる。屏風を広げたような縦の節理と石垣を積んだように 見える節理が、いっしょに見える所は他に例がなく貴重な場所である |
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コの字に曲がった枯れ木 | 玄武岩の柱状節理 玄武岩は柱状に分離していく規則的な割れ方をするのです。 これは、100万年から200万年前に、地中深くにあるマグマが 噴出して地上で冷えて固まるときに収縮してできるものです。 割れ目は冷却していく面に、垂直にできるもので、形は六角に なるのが多いようです。上の玄武岩は屏風を広げたように、 縦に割れているので里人は屏風岩といい、下に見られる石垣を 積んだようなのは、横に割れていったものです。と記されている。 |
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玄武岩が切り立った斜面に規則正しく並んでいる。 | 苔むした玄武岩 | ||
尾根近くには割れた丸い玄武岩が転がっている。 入口から玄武岩まで、往復1時間くらいの道のりを楽しんだ。 |
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玄武岩は兵庫県豊岡市赤石にある玄武洞公園の玄武岩が有名であろう。 2006/8/24に写す | |||
がいせん桜を楽しみ次へドライブ | |||
五段滝 国道181号新庄村役場手前 右折し県道58号線に入る。 左手に落葉した木々の間に 五段滝が見える。 |
大山に雪が 延長2000mの野土路トンネルを 抜けると真庭市蒜山本茅部だ。 左手に雪の残る大山が望める。 |
関金温泉 「せきがね湯命館」 いい湯だなぁー 寒い日だったので関金温泉 「せきがね湯命館」に入湯し 身体ぽっかぽっかぁー 肌がすべすべつるつると 温まって帰宅の途に着く。 |
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