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山野草さがし散策・過去録写真館

備前加茂大祭・加茂総社宮

毎年第三日曜日の早朝から、加茂総社宮に鴨神社、化氣神社、松尾神社、日吉神社、素盞鳴神社、八幡宮、天計神社、三所神社の八社が入御されて、盛大な大祭が氏子たちに寄って行われ、多くの見物客も参集される。

古くから備前加茂大祭と称し、岡山県下三大祭(岡山市の吉備津神社の七十五膳祭、
賀陽町の吉川八幡宮の当番祭、吉備中央町の備前加茂総社宮の備前加茂大祭)の1つである。
大祭の起源は天喜年間、郷内悪疫消除の報賽渡御式に始める。
祭は加茂郷内鎮座の8神社の神輿を奉じ総社宮に集まる寄宮祭で、950年の歴史を伝える。
2016年10月16日 日曜日
毎年第三日曜日の早朝から、加茂総社宮に於いて、鴨神社、化氣神社、松尾神社、日吉神社、素盞鳴神社、
八幡宮、天計神社、三所神社の八社が順次入御されて、氏子たちに寄って盛大な大祭が行われ、
多くの見物客も参集される。露店屋台も多数出店されていた。
午前7時から鴨神社を筆頭に各社時間厳守で幟を持った氏子、棒使い、毛槍を回す奴さん、
太鼓や篠笛
、ジンバルに似た鳴り物の、心地よいお囃子に合わせて獅子舞い、御神輿が入御される。
棒使いも子供さんたちが日々訓練を重ねてこられたのであろう、とても素晴らしく上手に演じておられ、
実りの秋に相応しい備前加茂大祭に感動した一日でした。
2016年10月16日(日) 九社総代が見守る中、鴨神社の入御開始、次に入御の化氣神社が
控えている。子供たちが演じる棒使いや獅子舞いも境内に入ってきた。


入御される各社をお迎えされる備前加茂総社宮の神主様。
獅子舞いやお囃子に続いて、お迎えされた各社の神主様、御神輿が勇壮に入御される。




お神輿の担ぎ手の屈強な男たちによって鳥居を潜り抜けたお神輿は拝殿前で、最高に高く掲げられ、
練られて、観衆から大きな拍手が沸き起こり、花火の号砲合図あり、お神輿は、本殿の左右に設けられた
各社の御旅所に安置され、神主様もお神輿前に休まれて、お詣りに来られる参拝者を迎えていた。
7時、入御を開始して8社入御完了は11時だった。
化氣神社のお神輿の屋根の一番上の飾りは大鳥(鳳凰)で屋根紋は鹿角で、緑色の屋根は珍しく
他社では見たことがないものです。
化氣神社祭り(10月第三土曜日)前日に屋根職人が榊の葉の裏側を表に糊で貼り並べられているという。


12時からお遊び行事があり、太刀振り、獅子舞い、棒使いが祭囃子のリズムに乗って行われ観衆を
魅了していた。
12時30分から御神幸
最大の見せ場である御神幸が行われた。八社の御神輿が高さを競っていた。
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