玉垂の滝(たまだれのたき)
立札に、年中たえることなく落ちる水滴は、水晶の玉を連ねた姿を思わせて「玉垂の滝」と名付けられた。また、降りそそぐ雨が草ぶきの軒先から落ちる雨だれにも似ている。と記されていた。 |
玉垂の滝の上流の岩場に刻まれた
太古の流れの痕跡現在より
大量な水量であったのだろう。 |
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30~40分で往復出来るとの立札を見て「神庭の鬼の穴」へ行ってみることにしました。 |
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階段状の登山道を、登って行くと、落葉広葉樹 カエデ科のチドリノキの黄葉が楽しめた。
チドリノキ(別名ヤマシバカエデ)の葉は掌状葉ではなく単葉ですが、果実は翼果をつけることから
カエデ科の仲間である事が分かる。 常緑樹とのコントラストがとっても良い雰囲気である。 |
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落葉を踏みしめながら紅葉を楽しみ、木々の間から見え隠れする青空と向うの尾根の稜線の流れを楽しむ。 |
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鬼の穴の手前は岩場になっており、鎖の手すりがついていた。
此処を過ぎると鬼の穴の入口が見える。 |
鬼の穴の入口 |
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こんな注意書きがしてありました。 |
鬼の穴入口上部
山上部に浸み込んだ水が滔々と流れていたのだろうか。
自然がつくりあげた痕跡、造形美に感動である。 |
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太古の昔は水量も多く流れも激しかったのだろう。 |
上部は切り立っている。 |
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入口から、ここ突き当り奥までの距離は約75メートル。
右の写真は突き当り上部の石灰岩が大量の水量によって浸食されたのだろう、こんな形状になっている。 |
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洞窟の中から表を見た風情。 洞窟の中を見渡して、洞窟の入口まで戻ると約7分かかっていた。
階段状の登山道の風情をのんびりと楽しみながら、私の歩みで往復して29分かかりました。 |
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さぁー、
素晴らしい滝を眺めに参ろう。 |
滝見橋付近
この日、
この時間帯14時頃には、猿を1頭も目にしなかった。
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滝見橋からの滝と紅葉 |
白い衣をまとった
観音菩薩様かなと?合掌 |
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木立から垣間見える滝の高さ110メートル 幅20メートルの荘厳な名瀑。
神庭の滝周辺の紅葉。 |
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遥か太古の昔より連綿と続いてきた流れの神庭川。
滝壺近くまで行けるようになっている。 |
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滝近くから見た神庭川の下流の景色。 |
石灰岩の塔 |
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歌人 岡 直廬(おかなおり)の
歌碑 (1847-1933)
「星山の み谷にあまる 滝の音は
流れて遠く世にとゞむらん」と
彫刻されている
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横野滝・神庭の滝 |