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山野草さがし散策・過去録写真館

   横野滝・神庭の滝

樹林の中を下り岩肌を削り流れ落ちる滝の水音の轟きが耳から脳へと伝わり心に感動を覚える。

日本中にはたくさんの滝があるよです。
見かけた滝のご案内看板に足の向くままに写して
きた写真を掲載しています。
寒波で凍りついた裏見の滝「岩井滝」も見ました。

滝の素晴らしさ 神庭の滝と神庭の鬼の穴と紅葉  名勝 神庭の滝
滝、せせらぎの水音に心なごみ、心豊かにさせられる。大自然の営みを大切に!!自然破壊をしないように!!
さまざまな形態をみせる滝の風景に魅了され、滝音に耳を傾け、時のたつのも忘れ、心を癒してくれる。

横野滝     

津山市上横野  津山市の北端、市街地から16km横野川の上流
2008/2/10 
広域農道「作州街道」を走行、津山市東一宮の交差点を北へ横野滝方面へと走る。
宮川の支流、横野川の渓谷に懸かる三つの滝群の総称。一の滝八m、二の滝十五m、三の滝三六mの落差があり、
春夏秋冬それぞれに趣の異なる風情がある。特に三の滝は三段階に滝壺を持ち特異な眺望である。
二の滝脇には竜神宮があり、古くから雨乞い、眼病などに霊験あらたかといわれている。と記されている。
一の滝から500mで紅葉亭に 紅葉亭から二の滝まで150m 紅葉亭から三の滝まで700m 

一の滝

 落差8m

紅葉亭

駐車場のすぐそばに夏場には
そうめん流しが行われ、涼を求めて多くの方々が訪れている。紅葉亭から二の滝まで150m

モミジの巨木  樹齢400年 

紅葉亭の傍に平成五年選定されたモミジの巨木がある。

二の滝に向かう

20cmくらいの積雪ある中をせせらぎの水音を聞き、小鳥のさえずりに耳を澄ませサクサクと緩やかな坂道を登っていく。

二の滝と竜神宮

落差15mの滝の右手脇に竜神宮がある。

横野滝 二の滝

落差15mの滝の右手脇に竜神宮がある。紅葉亭から二の滝まで150m
2007/7/2  津山市の北端、市街地から16km、横野川の上流 
一の滝、 二の滝、三の滝を総称して横野滝という。
この写真は二の滝です。
一の滝は木々か゛覆って少しか見えませんでした。
雨が降った後だったので水量も多く、良い森林浴ができました。

2007/7/2  津山市の北端、市街地から16km、横野川の上流 一の滝二の滝三の滝を総称して横野滝という。この写真は二の滝です。一の滝は木々か゛覆って少しか見えませんでした。雨が降った後だったので水量も多く、良い森林浴ができました。
横野滝 三の滝

落差36mの滝 紅葉亭から三の滝まで700m 車3台ほど止められる。
2007/7/2 横野滝 三の滝です 山アジサイも咲いていていました。
祖先の人たちは、信仰の対象にしていたのだろうなぁー。
気持ちが落ち着いて素晴らしいところですよ。

2007/7/2 横野滝 三の滝です 山アジサイも咲いていていました。祖先の人たちは、信仰の対象にしていたのだろうなぁー。気持ちが落ち着いて素晴らしいところですよ。二の滝の所では、紅葉亭でそうめん流しもしておられますよ。
2017/11/28
名勝 神庭の滝  真庭市神庭  
2008/2/10 国道313号 美作街道を湯原方面へ 気温5℃
神庭の滝自然公園
日本の滝百選に選ばれる神庭の滝は、切り立った懸崖が周囲を取り囲む約百ヘクタールの地域です。
滝は、星山(標高1030m)を水源とした豊富な水流で、高さ百十メートル幅二十メートルの全国稀にみる豪壮絢爛(ごうそうけんらん)な名瀑です。
またその周辺に生い茂る老木珍種の植物は塵外(じんがい)の山峡を
かもし出し園内には玉垂れの滝、滔々の滝、鬼の穴、等あり興味を
そそる風光明媚な公園です。また公園周辺には野猿も多数生息し時折、園内で遊ぶ姿は大変興味深いものがあります。
注意
サルに食物を与えないで下さい。
食物を持ち歩かないで下さい。(特に紙袋、アイスクリーム、お菓子)
動物(犬など)を連れて入らないで下さい。
 公園は文部省指定の文化財です。
  草木、岩石等の採取はしないで下さい。       
 落石にご注意下さい。
二百メートル先に入園券売場があります。などと記された御案内板が
 立てられている。
2011/2/2
野生のニホンザルたちが、残雪がある冷たい中で小さな麦粒を器用に一粒 ずつ拾って口に運んでいた。
神庭の滝 お猿さんたち

自然公園を管理されている職員さんによってお猿さんたちに餌の麦粒などが撒かれていた。

お猿さん

「こっちにたくさんあるよぉー」と言っているのかなぁー?
時折、自分の領域に入られると追い払っている猿もいる。

ニジマスとサンショウウオ

岩の下に隠れて全体像は判りませんが、かなり大きなサンショウウオのようです。
大山椒魚は体の表面の「いぼ」から出る粘液が山椒の匂いに似ていることから付けられた名前です。半分にされても後に再生するという言伝えから、ハンザキとも呼ばれる世界最大の両生類です。大きいものは全長1.2mに達し、岐阜県以西の本州、九州北部の山間の清流に棲んでいます。特別天然記念物に指定されており、岡山県教育委員会から飼育許可を受けています。と記されている。


名勝 神庭の滝    2011/2/2

 2011年2月1日 火曜日 山陽新聞朝刊に
「凍る名瀑 真庭・神庭の滝」「岡山県内 厳しい冷え込み」とのタイトルで神庭の滝の写真が
掲載されていたので興味を誘われ出かけてみました。 
真庭市勝山を過ぎ真庭市三田の国道181号(出雲街道)交差点を右折して
真庭市神庭の国道313号(美作街道)の左わき道県道201号を神庭の滝自然公園へと入る。

まもなく神庭の滝方面入口道路現れる。

木材のまち勝山と彫刻された木柱が見えると国道313号はS字カーブになっている。左カーブすると神庭の滝への道路情報板が見えます。

神庭の滝自然公園へ 2008/2/10 14:45

国道313号右カーブしている、右側にレストラン「ぴのきお」がある。
神庭の滝方面に行くわき道に設置されている温度計は5℃を表示していた。 雪がちらついていた。

神庭の滝自然公園へ 2011/2/2 7:55

国道313号右カーブしている、右側にレストラン「ぴのきお」がある。
神庭の滝方面に行くわき道に設置されている温度計は−6℃を表示してい た。雪は降っていなかったが残雪があった。

第1駐車場 国道313号分かれ道から5分くらいで到着

 残雪あり、オーバーに言えば顔が凍りつくほどに冷え込んでいた。
 此処から300m先に料金所があり、500m先に滝見橋があります。
 入園料金 大人300円 小人150円 団体20名以上となっていた。

氷柱(つらら)

第1駐車時から直ぐの神庭川に架かる猿渡橋たもと山肌を流れる水が凍り 氷柱となってぶら下がっていた。

猿渡橋とトイレ

料金所に向かって振り返り写したもの。 
猿渡橋右手に氷柱がある。

雪庇(せっぴ)

自然休養村センター「観楓荘(かんぷうそう」の屋根に降り積もった
雪がせり出しぶら下がっていた。雪庇を見かけたら落雪があるかもしれないので 屋根の下には近寄らないこと。
屋根に降り積もった雪がせり出しぶら下がっているものを雪庇という。

玉垂の滝

年中たえることなく落ちる水滴は、水晶の玉を連ねた姿を思わせて、
「玉垂の滝」と名付けられた。また、降りそそぐ雨が草ぶき屋根の
軒先から落ちる雨だれにも似ている。と書かれていた。
氷柱が数本垂れていた。

料金所  8:45

料金を支払ながら山陽新聞を見て来たことを告げると新聞に掲載された
写真は31日午前9時20分に写されたもので、わずかな時間帯だけ滝が凍っただけだった。料金所の方も滝が凍ったものをこの十年で初めて見たという。当時、料金所の周りで気温−14℃あったという。
滝の辺りは少し気温が高いようなのでわずかな時間だけ凍った滝が見られたもののみるみる溶けていったようですとの説明をしてくださいました。

神庭の鬼の穴

料金所の裏手を登る鬼の穴には積雪があり行かれなかった。
この鬼の穴は、石灰岩が水の浸食により出来た洞穴で
奥行約75m 入口付近の高さ約8m 幅約1.5m
洞内に生息するオニメクラチビゴミムシは、1955年に「神代の鬼の穴」で 発見された新種で、この地域特有の洞窟生活に特化した貴重な生物として知られています。と記されていた。

滝見橋

第1駐車場から駐車場から徒歩500mで滝見滝に着き、神庭の滝が眼前に現れる。

雪だるま

六角堂の東屋(休憩所)の中に作られていた、溶けかけている雪だるま

歌人 岡 直廬(おかなおり1847-1933)の歌碑
「星山の み谷にあまる 滝の音は 流れて遠く 世にとゞむらん」と 彫刻されている。
滝見橋

雪が多く残っていて、お猿さんは山から下りてきていませんでした。

湯原奥津県立自然公園 

神庭の滝は、高さ110m、幅20mの中国地方一を誇り、国の名勝地にも指定されています。神庭川上流の山ふところに抱かれたこのあたりには、カエデやケヤキ、カツラ、ウツキなど豊かな自然がよく残されており、新緑、紅葉の季節には、ことのほか美しい彩りを添えてくれます。
このすばらしい自然の中には、ムカシヤンマヤギフチョウなどの珍しい昆虫をはじめ、たくさんのけものや鳥たちがすんでいます。
また鬼の穴といわれる鍾乳洞や玉たれの滝があり、この滝を中心にサルが群れ遊んでいます。
美しい自然をみんなで大切に  岡山県 との御案内板あり。

ヒノキチップ舗装のご案内板

ヒノキの端材をリサイクルしたエコ舗装です。

ヒノキチップ舗装

滝まで歩いて、何かしら柔らかい踏み心地がしました。

いよいよ神庭の滝に
長い年月、流れ落ちる水に洗われ岩の角が取れツルツルに輝いていた。
瀑雪の滝の滝壺 神庭の滝 上部

水量が多いときは左側の岩肌を流れ落ちている。

神庭の滝 上部 神庭の滝 中間辺り

長い年月、流れ落ちる水に洗われ角が取れた岩が観音菩薩様が滝に打たれ、修業されているようにも観られます。

神庭の滝 中間辺り

滝の左手辺りの岩肌に張り付いていた氷柱。1月31日の冷え込みの時はもっと多く岩肌を氷が覆っていたのだろう。

神庭の滝 下部

長い年月、流れ落ちる水に洗われ角が取れた岩にわずかに氷が残っていた。

つらら

神庭の滝の右手の苔むした山肌に氷柱がぶら下がっていた。

神庭の滝を背に

滝から滔々と下り降りた水流は神庭川の岩肌を縫うように心地よいせせらぎ音を発しながら大海へと向かっている。

雪だるま

滝見物に来られる方たちの安全を祈念して見守ってくれているのかなぁー。

雪だるま

節分を控えての鬼雪だるまなのかな?

雪だるま

岩の冠雪に落ち葉を付けてみました。

氷柱

岩に神庭川の飛び散った水が氷柱となってせせらぎの風情に
一役添えていた。

玉垂の滝   2017/10/4
年中たえることなく落ちる水滴は、水晶の玉を連ねた姿を思わせて、「玉垂の滝」と名付けられた。
また、降りそそぐ雨が草ぶき屋根の軒先から落ちる雨だれにも似ている。と書かれていた。
神庭の滝の紅葉ページへ 
神庭の滝   2017/10/4

縁結び 八十慈さま    恋愛成就・病気平癒の仏様

自然休養村センター「観楓荘(かんぷうそう」に八十慈様が鎮座されていました。真庭市在住の漫画家「松田シロ」さん画の八十慈伝説 照姫と清海あり。
縁結び八十慈さまの由来
高田城(勝山城)を築いた前三浦の殿様に照姫(十五歳)という姫君がいました。
照姫は幼少のころから病弱で、余命いくばくもない身でした。
人生最後の思い出にと、乳母は照姫と一緒に神庭の滝の紅葉見物に出かけました。
道中、青年僧清海(二〇歳)に出会い、愉快な一日を過ごしました。
これがきっかけとなり、二度三度と会う内に、二人は恋仲に、とはいっても相手は殿様の娘、身分の違いから
一緒になれないとあきらめた二人は神庭の渕に身を投げました。身を投げた神庭の渕に一条の光が射し込み、
二人が気づいた時、不思議にも柔らかな手に抱えられ、岸にやさしく寝かされていました。
「照姫が神庭の滝で心中」との知らせを受けた城中は、ハチの巣をつついたような騒ぎになり、三浦の殿様の密命を受けた家臣がすぐさま城からやってきました。
       ◇                      ◇
「早まったことをするな」と照姫と清海をなだめ、死ぬほどの恋ならばと二人の恋を許し照姫の出家も
認めようと二人に伝えた。殿様は照姫の出家を拒んできたが、母親とも死別し、余命いくばくもない身。
せめて最期は本人のいいなりに生きさせてやろうとの判断だった。
照姫はその後、寺に伝わる秘法の薬草・霊芝で奇跡的に一命をとりとめ、健康を取りもどしました。
照姫の病は今日でいうところのガンでした。
二人はその後、幸せな生活を送ったと語り伝えられています。
照姫と清海が身を投げた時、一条の光を放つ慈愛に満ちた仏様が清海の瞼に浮かんだ。
清海が思い出すままに彫り刻んだのが「ヤソジ」という木像で、以来、恋の願いを叶える仏様、
病気平癒をもたらす仏様として庶民の信仰を集めるに至りました。        
神庭の滝 やそじ奉賛会と記されていた。

  
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