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山野草さがし散策・過去録写真館

夏目の極上水・御洞の滝

樹林の中を下り岩肌を削り流れ落ちる滝の水音の轟きが耳から脳へと伝わり心に感動を覚える。

日本中にはたくさんの滝があるよです。
見かけた滝のご案内看板に足の向くままに写して
きた写真を掲載しています。

滝の素晴らしさ
滝、せせらぎの水音に心なごみ、心豊かにさせられる。大自然の営みを大切に!!
自然破壊をしないように!!
さまざまな形態をみせる滝の風情に魅了され、滝音に耳を傾け、時のたつのも忘れ、心癒される。
国道181号 出雲街道を西進し、真庭市荒田の信号のあるT字交差点を左折し、旭川水系 新庄川と
月田川が交わる所に架かる荒田橋を渡り、岡山県道32号新見勝山線に入り走行。
真庭市月田
月田トンネル
開通1975年
延長:98.0m
幅員:8.3m
真庭市月田本
手の尾トンネル
竣工2008年12月26日
延長:195.0m
幅員:10.2m
真庭市月田本
友定トンネル
竣工2006年11月16日
延長:185.0m
幅員:10.25m
真庭市若代
JR姫新線の月田川に架かる
第14月田川橋梁
真庭市下岩地域の県道32号線沿いにJR姫新線の月田川に架かる
第16月田川B橋梁とトンネル
第16月田川B橋梁とトンネル 真庭市下岩と真庭市清谷をまたぐ清谷(せいだに)トンネル
開通1991年
延長:340.0m
幅員:9.8m
間もなく真庭市清谷から新見市大佐永富をまたぐ傍示峠に差し掛かる。
新見市大佐永富と新見市大佐小阪部の境に流れる小坂部川に架かる昭和51年3月竣工の新矢矧橋を渡り、
小阪部上町交差点を右折し県道58号北房川上線へと入る。
約7~8分走行すると新見市大佐上刑部地域の左手に夏目の極上水
案内板が設置されているので左折して、あとは案内板に従って走行。
道路は広くないので、歩行者や車の離合に注意して走行。
高梁川水系 大津川を左手に見ながら走行  緑資源幹線林道 粟倉・木屋原線 大佐・新見区間
案内板が沢山あり進み易いです
目指す夏目の極上水に到着 夏目の極上水の紹介
この水は、地滑り防止工事による地下水の取水によって
生まれたものです。秀峰大佐山(標高九八八メートル)の清らかな
地下水で豊富なミネラルを含んで湧出しています。
夏目地域の宝として大切に保存しながら訪れた皆様に自由に
利用していただき、自然の大切さを認識していただけることを
望んでいます。(注)飲用に使用する場合は煮沸をお願いします。
平成九年四月 
夏目の極上水活用施設管理組合と説明板に記されている。
飲んでみると冷たくて、
軟水のようでした。
ペットボトルにお水を頂いて
来た道を戻り、県道58号線を
左折して御洞の滝へ向かおう。
御洞の滝へ向かう。
2016/5/8 藤の花が見事に満開
夏目の極上水から10分ほど走行すると三叉路に差し掛かり、
右折すると新庄村の道の駅 メルヘンの里へ10km、
直進して大井野・日野方面 県道112号大佐日野線を進む。
右手にアマゴの釣り場になっている小坂部川の流れあり。
新見市大佐町上刑部
大砂トンネル
1975年12月竣工
延長177.0m 幅5.0m 高4.5m
大砂トンネルを抜けて右折すると大佐ダム周辺の風情が楽しめ、
右手に東屋と駐車場がある。
高梁川水系小坂部川 大佐ダム 目的:防災(洪水調整)、畑地灌漑、自家発電。 昭和56年12月竣工
左岸:新見市阿哲郡大佐上刑部字紅岩 右岸:新見市阿哲郡大佐上刑部字大砂
堤高:43.7m 堤長:108.0m 堤体積:53,000㎥ 総貯水量:3,505,000㎥
ゲートは無く自然越流:非常洪水吐4門 半円形ゲートレスオリフィス(常用洪水吐)1門、珍しい形式。
滋賀県甲賀市土山町青土に淀川水系野州川の青土ダムに規模の大きい半円形のゲートレスオリフィスが
2門あるそうです。
直線の天端 下流側の副ダム
大佐ダム湖の風情を楽しみ、
右カーブした
大峠(おおだわ)トンネル
延長:100.0m 幅:5.0m
高:4.5m 竣工:1976年を
抜けて御洞の滝へ向かう。
大佐ダム湖周辺にお~さ源流公園が整備されており、
カヌーなどが楽しめるようです
大井野川に架かる大井野橋を渡ると県道112号大佐日野線三叉路付近・右手にお~さ源流公園
直進すると日野方面22km。左折して県道317号千屋実大佐線へ入り、大井野2.5km、
千屋15km方面へ走行する。
高梁川水系大井野川の流れはミネラルなど豊富な栄養分を含みながら小坂部川と合流し大佐ダムへ
流れ込み、多くの支流と合流し小阪部川ダム美穀湖(みよしこ)を経て、新見市唐松で
高梁川の流れと交わり、やがて水島灘へ大海原になる。
亀が泳いでいるように
見える岩?と想像も楽し
緩やかなせせらぎ
大井野橋から5分くらいで
御洞の滝駐車スペースに着く。
所在地:新見市大佐大井野
備作山地県立自然公園
 御洞渓谷
新見癒やしの名勝遺産「御洞の滝
山脚をめぐれる大井野川は岩角に激して奔湍をなし、
鞺々轟々白馬飛び奔龍躍って深潭に入る。此を御堂の瀧と言ふ。
地幽邃閑寂といはんよりも、寧ろ山気凄然、水霊悚然として人を襲ひ
長く居るに堪へざるの感あり。されど山桜谷を飾り、秋は楓葉満山を
包みて錦繍を織り一大美観たり。殊に晩春初夏岩角の石楠花の
満開の交に至らんか。そしてこれの景色を美観中の美観として
去りがたいと阿哲郡誌は評しています。
一帯は大井野川と広葉樹林帯で構成されており、大井野川は岩角に
激しく当たり激流をなし、滝となり、その音轟々と、まさに白馬が
飛んでいるようです。数百メートルに及ぶ一帯は滝あり、
せせらぎあり、岸辺に自生しているエノキ、ウリハダカエデなどの
自然林が渓谷美を一層引き立てています。中でも
「断崖絶壁聳る数十丈」とあるように高さが概ね100メートルと
推測される絶壁には厳冬時は十数メートルの氷柱が見事に
垂れ下がる所でもあります。と案内板に記されている。
滝のそばに「御洞坂」道路改築記念碑が建立場所から上流風景~
御洞渓谷・大井野川の清流が岩肌を削りながら鞺鞳と下流へと下っていく。
御洞の滝
大井野川の流れは滝の上部から轟音と水しぶきを飛ばしながら、苔生した岩間を滝壺へと滑り下っていく。
対岸は切り立った絶壁で玉簾のごとく水が滴れ落ちていた。 
滝の上部は広い岩場となっており、水量の多いときは此処も水が流れ下るのであろうが、
通常の水量ならば、暫し腰かけて轟音を耳にし、手作り弁当を広げ、ひととき寛ぎ癒やされるも良し。
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