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山野草さがし散策・過去録写真館

紅葉を満喫

2011年11月3日(木) 
白賀渓流紅葉まつりが開催されていました。

旭川の源流の一つ白賀川上流に「山小屋 滝見」で白賀渓流紅葉まつりが
行われた。渓谷美と自然の宝庫 白賀渓谷を散策.... チャンスが良ければ、
カワガラスの小魚などを捕食する様子やヒラメ(アマゴ)の遊泳などが見られ
楽しいひと時、散策を過ごされる多くの方々が来られていました。
途中、布施神社にも立ち寄りました。
会場 山小屋 滝見
住所 岡山県苫田郡鏡野町富西谷

白賀渓谷紅葉まつりイベント会場
岡山県苫田郡鏡野町富西谷
休憩所「山小屋 滝見」
交通:高速中国道 院庄ICから約23km 約30分  久世ICから 約30分
駐車場あり、富炭焼体験窯付近に広い駐車スペース、トイレ、休憩施設あり。
休憩所「山小屋 滝見」付近にも数台駐車できる。
2012/4/29(日)
山陽新聞に情報が掲載されていた。鏡野・富三支部婦人会の農産物直売所の建物が完成し、
5月5日(土)にお披露目され、住民の交流の場にも活用し、6月から本格的な販売をする予定だという。
場所は県道56号湯原奥津線沿い、布施神社近くにある。
自然と歴史の里  富みどころマップ 渓谷美と自然の宝庫 
白賀渓谷散策マップ
男女山トンネル 225m
中国自動車道 院庄ICを右折し国道179号線を走って初めての男女山トンネルを抜けると左手にトンネルの上にある男女山公園入口がある。
塚谷トンネル 270m

中国自動車道 院庄ICを右折し国道179号線を走って2つ目の塚谷トンネルを
抜けると左手に苫田ダム湖が見えてくる。

矢谷山トンネル 65m

3つ目の矢谷山トンネルを抜けると目前に雲井山トンネルが続く。

雲井山トンネル 1500m

4つ目、長い雲井山トンネルを走ると出口手前の路面に走行速度を抑制する為に段差舗装が施されている。 

雲井山トンネル 1500m

雲井山トンネルを抜けて150m先左手に奥津湖総合案内所と
みずの郷「奥津湖」があり、ここからの景観は素晴らしいものがある。

彩の里 ようこそ鏡野三湯への案内板

高速中国自動車道を院庄ICで降りて右折し国道179号線を鳥取県倉吉市方面に
走行、雲井山トンネルを抜け苫田ダム湖を左手に見ながら、左側に建つこの案内板を目印に150m先、箱岩橋を左折する。

箱岩橋

奥津湖総合案内所から吉井川に架かる箱岩橋が見えてくる。
県道56号線 箱岩橋を苫田郡鏡野町箱へ左折する。

箱岩橋

箱岩橋(はこいわばし)は平成16年(2004)竣工された。
箱岩橋を渡り右手にイチョウの黄葉も見られました。

ENEOS ガソリンスタンド

目木川を渡り、このガソリンスタンドを左手に見ながら直進する。
左折すると県道327号線から県道82号線へ通じ久世IC方面へ行かれる。

作州かがみの 森林組合富支所

丸太柱に、みまさか桧の里と書かれている右手に見ながら直進。
旧森江家住宅や郵便局、鏡野町役場富支所などがあり中心町並みを抜ける。

観光案内板

町並みはずれ右手に観光案内板を見て、白賀渓谷方面へ右折する。
直進するとのとろ温泉、湯原温泉方面へと向かうことができる。

白賀渓谷方面へと…

白賀渓谷方面へと右折したばかりの風景
すぐ先右手に布施神社がある。由緒ある神社で社叢の木々も大樹であった。

布施神社

お田植祭、秋祭りなどが行われる。境内の管理も行き届き、きれいに清掃されていた。 立ち寄る価値あり。
布施神社について

布施神社についてのページにリンクしています。
左手奥は大空山

右手に白賀川のせせらぎ、栗の木の黄葉(茶褐色)を横目に眺めながら
左手奥に大空山(標高1103m)

せいない橋

白賀川のせせらぎに架かる「せいない橋」は昭和37年9月竣工である。
道路の数キロ先は今は行止りになっているが昔は羽出西谷まで通えたと云う

左手奥は大空山 右手は扇山

左手奥に大空山(標高1103,74m) 
右手に扇を広げたように見えることから扇山(標高825,1m)

ひらめ(あまご)のご案内板

道路左手に、ひらめ(あまご)の生産直売しておられる養殖場の看板が
建てられている。炭火で焼く串に刺した「ひらめの塩焼き」実に旨い。

渋柿?

道路左手の畑の中に渋柿であろうと思われる柿の木が実を鈴なりに付けて
枝を撓らせていた。

一旦停止・待つこと

道路が狭くなるので紅葉まつりの日だけ、車の止まっている広場で上から下り帰る車を待つように指示する地元のボランティアの方がいた。

白賀渓谷

白鹿発祥の地・白賀渓谷のご案内版の立つこの辺りから渓谷美が
良くなる。橋があり広いので車が2〜3台は止められる。

砂防ダム

写真右手が白賀川上流。砂防ダムは、土砂でかなり埋まっている。 この近くでは、運が良ければ朝方ヤマセミが見られるという。
白賀渓谷には、「蜘蛛淵」「納谷淵」「手のはら淵」「占い淵」「木戸口淵」「キロミ淵」「かもり渡り淵」「後谷淵」「作衛門淵」「塔滝淵」
「鬼穴淵」「灯明淵」「丸岩淵」「なめら渡淵」と呼ばれている淵があり自然美を醸し出している。

白鹿発祥の地

橋のある道路左側に車を止めて、ほんの数歩あと戻りすると
橋の反対側に白鹿発祥之地と彫刻された石碑がある。

文徳実録(元慶三年陽成天皇の勅撰により編さん)によると「文徳天皇の斉衡三年十二月二十八日(八五六年)美作国から朝廷に白鹿が献上されたその嘉祥なるを以って翌年二月に年号を「天安」と改め美作国苫田郡の
調(税)を免ぜられる」とあります。郡内いずれの地から献上されたかは不明であるが、作陽誌に「白賀山には猿、鹿 非常に多し」と載せられ、
また白賀(白鹿)の地名、白賀川とその上流にひらける広大な山岳などから、白鹿が現れたのはこの付近であると、昔から言い伝えられています。   平成二十年二月   白賀川地域協議会と記されている。
砂防ダム湖 川面が光る

橋のある道路左側に車を止め、白賀川下流へと目を転じると
せせらぎに映る紅葉の美しさ、周りの光景に心奪われる。

フユイチゴ  バラ科キイチゴ属

2011/12/5
フユイチゴが美味しそうに実っていた。実の大きさは10mm前後 5、6粒頂きました。甘酸っぱかった。

シマカンギク  キク科キク属

2011/12/5
花の大きさは3cm前後 
草丈は30〜70cm冬場に花が少なくなる中で、黄色の鮮やかな花が目立っている。

釣り堀

大自然の中で、ひらめ(あまご)釣りが楽しめるようです。
営業期間は毎年3月1日〜10月末までと書いていた。

渓谷美と大自然の中で、釣りを楽しむ  ひらめ(あまご)

    釣り堀・渓流釣り
あまご(天魚)は、ビワマスと同じ種類、河川で一生を終えるものをアマゴと呼び、
海に下るものをビワマスと呼ぶ。
アマゴには体の横に小さな朱色の斑点が並んでいる。
天魚は保護色なのか水場の色によって体の色が変化するという。
鏡野町あたりでは「あまご(天魚)のことを「ひらめ」と呼んでいる。このアマゴは体長23cmだった。
以下の写真はヤマメです。  縦に並んでいる斑点をバールマークと呼ぶ。あぶら鰭もあるが、アマゴにあるような朱色の斑点は無い。 二号橋

川上から写しています。現在はコンクリートの橋ですが、以前は木造の橋で
あった。この林道に架かる橋の名は○号橋と番号で呼ばれている。

占い淵

橋付近の白賀川下流、水量は多いほうではなかった。
巨岩などがゴロゴロしている。

占い淵

白賀川下流から川上に向かって写した。占い淵の水透明度は高くきれいな流れである。中央と奥に立っている2つの岩が占い岩です。

占い淵

この巨岩を占い岩と言い、山林作業人が石を投げ、上に乗ると吉兆であるとして、一日の運勢を占ったと云われている。そのことからこの名が付いたようです。小石が投げ乗せられていた。

木戸口

二号橋を渡った所。上流一帯が牛の放牧場であったため、この地に牛止めの木戸があったことから、この辺りを通称「木戸口」と云われている。
昔、広大な放牧場へ村から片道徒歩2時間半をかけて通っていたという。

駐車場広場

数十台は駐車できそうです。布施神社から3kmくらいあったようです。12月5日に行った時は、トイレに使用禁止の張り紙がしてあったので冬期間は使えないのかもしれないねぇー。

富炭焼体験窯

11月2日に火入れされたという。何項目かの工程を経て、ねらし窯止めをし炭になるようです。出来上がった温かさの残る炭を窯から出し長さを切り揃え、ススキ(萱)で作ったコモ俵に詰めて背負い運び出す手伝いも子供の頃の良い思い出です。

富炭焼体験窯

昔、地域の男衆が集まって炭焼き窯を造っていたことを思い出した。
懐かしいなぁー。親がコモ俵編みをしていたのでススキを刈り取って乾燥し夜なべに細縄を綯い、コモ俵編む手伝いもしていた。コモ俵編み台や細縄を巻く鼓の形をした駒も作ったなぁー。

渓谷美と大自然の中で、木炭の生産体験窯あり。  木炭の生産工程 休憩施設

炭焼体験窯や休憩施設、トイレのある周りは駐車場になっており数十台は
駐車できそうです。
白賀渓谷散策マップ2、なめら渡淵、もみじ平など絶景ポイントの約距離数が書かれている。

渓谷美と自然の宝庫    白賀渓谷散策マップ2
休憩施設

炭焼体験窯や休憩施設、トイレのある周りは駐車場になっており数十台は
駐車できそうです。白賀渓谷散策マップ2、なめら渡淵、もみじ平など絶景ポイントの約距離数が書かれている。

ようこそ、白賀渓谷へ

炭焼体験窯から渓谷美を堪能できる入り口となっている。せせらぎの水音、野鳥の囀り、木立に風を感じ、美しき紅葉(黄葉)に心奪われる。この日は、渓谷美や紅葉を愛でる多くの人たちが来られていた。

山小屋 滝見

駐車場から徒歩で約3分くらいで第二休憩施設である山小屋 滝見に到着
おぉー賑やかな声が聞こえていますでぇー。布施神社から約3.4km

山小屋 滝見

桧材の丸太で、がっしりとした建物である。屋根は檜皮葺である。渓谷美あふれる自然にマッチしており、おにぎりと沢庵漬の持参弁当が旨いよぉー。

山小屋 滝見

苔玉や地元特産品、搗き立てのお餅、ひらめ(あまご)の塩焼きなどが販売されていた。一日だけのイベントのようです。

販売メニューはこちら
後谷淵

後谷淵の右手に後谷淵の滝がある。{後ろを振り向かないと、見落としてしまいそうな小さな滝がある。そのことから、この地を通称「後谷」と云われている}と記されている。

後谷淵の滝

後谷淵に見とれ、後ろを振り向いてよくよく見ないと見落としてしまう岩肌を流れ落ちる細長い滝です。

紅 葉

枝はまばらだがヒノキ林を背景にきれいに色づいた紅葉にシャッターを切る白賀川地域協議会の人々によって白賀渓谷も整備が進んでいるようです。

作衛門淵

作衛門という人が、この淵で大きなヒラメを釣り上げた。そのことをいつまでも自慢にしていたところ、山から石が転げ落ちてきて怪我をしたとの言い伝えから、この名が付いたようである。と記されていた。

遊歩道入口

広い林道を左にそれて、白賀川沿いに散策するコースに入って初めて目にする風景。岩がごろごろしている中を縫うように下り降りてくる清らかな水流に何事にも対応、耐えうる悪しきことのない強き精神力を養ってくれそう。

鬼の穴淵

淵の際に大きな穴があり、中は暗くてよく見えないところから
鬼でも住んでいるのではないかと、この名が付いたようである。

遊歩道入口

広い林道を左にそれて、白賀川沿いに散策するコースに入って初めて目にする風景。岩がごろごろしている中を縫うように下り降りてくる清らかな水流に何事にも対応、耐えうる悪しきことのない強き精神力を養ってくれそう。

アマゴの遊泳  サケ目サケ科  (サツキマスと同種)

鏡野町あたりでは、アマゴのことをヒラメと呼ばれて珍重されている。
イベントなどでヒラメの塩焼きをされている処を見かけます。旨いよ。

カワガラス  
スズメ目カワガラス科  

体長20cmは超えているようだ。水面を泳いだり水中に潜ったりしていた。
小魚などを捕食しているのか、動きが素早い。1羽で単独行動の様子だ。

カワガラス  
スズメ目カワガラス科  

体長20cmは超えているようだ。水面を泳いだり水中に潜ったりしていた。
小魚などを捕食しているのか、動きが素早い。1羽で単独行動の様子だ。

木漏れ日  

午前中、太陽の陽射しが林の木々の間から射し込み一枚の葉を
輝かせていた。

せせらぎがキラキラ  

白賀川の流れに10時過ぎ昇る太陽の陽射しに川面がキラキラと
光り輝いていた。

紅 葉  

白賀川のせせらぎに、太陽の陽射しが川面にキラキラと光り輝き見る紅葉は心すっきり素晴らしい。

紅 葉  

2011/11/8 10:05
青空に映えるパステルカラーのような色彩に、うっとりとさせられました。

つる性植物  

山藤などのつる性植物の曲がり具合の面白さも山歩きの
楽しみの一つです。

捻じれた木  

山藤などのつる性植物に巻きつかれて変形してしまった樹木の柔軟性や生命力の息づかいも楽しみの一つです。

もみじ平  

もみじ平が白賀渓谷の最終地点となっているが、もう少し奥に続く山道が
ありましたし、もみじ平は整備開拓中でもありました。

農産物直売所  

2012/4/30 5月5日(土)にお披露目され、住民の交流の場にも活用し、6月から本格的な販売をする予定だという。 
布施神社近く

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