山の幸、花、焼きそばやおでん、うどん、ポップコーン、ぱんぱん菓子などの
販売や美味しいぜんざい(餅2個入り)が無料でふるまわれていた。
和太鼓の演奏、マジックショー、鹿田踊り(豊年踊り)、人力車も参加
石油発動機愛好会による発動機の運転展示なども行われ、多くの見物の方々も来られていました。
岡山石油発動機愛好会による発動機の展示会が、太鼓演奏会場の東隣で
開催されていた。日頃は全くと言っていいほど見かけなくなった発動機。
愛好会の方々は、日頃から入念な手入れ整備をされているのであろう。
岡山市 金光電気発動機部製作
シリンダーやクランクシャフトに潤滑油を送るオイラーもしっかりして、
軽やかなスロー回転を続けていた。
岡山市 金光電気発動機部製作。これは、自転車の発電機と同じ回転式マグネット点火装置(回転マグ)なのか、クランクシャフトと連動して歯車で回転?
岡山市 金光電気発動機部製作。
これは、吸気弁も排気弁もロッカーアームで押え動かしている。
昭和2年製だと言っていた。フライホイールにハンドルを掛け発動機を始動
発動機は農作業を飛躍的に伸ばした逸材であった。
右手の箱の横にある平ベルトが発動機の回転を田んぼに水を入れる揚水機や脱穀機や籾摺り機、粉ひき機などに回転を伝え農作業を飛躍的に伸ばした。
よく手入れがされているのか鉄の輝きが冷たくもあり、鉄の重厚さが
温かみを感じさせてくれる輝きだなぁー。
鉄に錆がこないように油拭きされているオイルの匂いがする雰囲気も
発動機の魅力の一役を担っている。
排気弁をロッカーアーム押え排気している。吸気弁はピストンが引く時に
開き燃料が供給され、ピストンが戻る時に圧縮しプラグが点火し爆発の
繰り返しで回転力を生み出している。
箱型マグネット点火装置(箱マグ)からプラグに電気が送られ
燃焼室で点火され、爆発をしてクランクシャフトの回転力になっている。
発動機を考え出した人は大いなる社会貢献をしたであろう。
扇状にSTRONG、ストロングのネームが鋳込まれたネーム板がネジ止めされていた。
ホッパやフライホイールなど鋳型を作り、溶かした鉄を流し込んで
鋳込まれた鋳物製品である。発動機を製作した技術者は大した人たちです。
クランク室カバーを開けてフライホイールを回転させるクランクシャフトなどが見えていた。燃焼室上のホッパの冷却水の湯気が立ち込めていた。
吸気、爆発へとピストンが往復していた。シリンダーとピストンの焼き付かないようにホッパの冷却水、クランクシャフトのグリスやオイラーのオイルの点検が欠かせないであろう。
燃焼室の爆発でピストンが少し覗いていた。
クランクシャフトの回転、ピストンの往復運動に見入っていた。
吸気圧縮、プラグから点火、爆発へと繰り返し軽やかに回転運転していた。
発動機のスロー運転音、ポンポンプシュプシュと何と表現した良いのか発動機独特の機械音、懐かしいなぁー 昔 田んぼなどで良く聴かれた音です。
ヨシダ発動機株式会社
シリンダーを冷やすための水が入っているラジエターの役目のホッパ
吸気、排気バルブ、燃料バルブ、丸いお皿のような排気マフラー等
ガッチリ働いてきたのであろう。
鉄光りしているフライホイール(ピストンの往復運動をクランクシャフトを通して回転力を維持する)の中心部に付いている筒状のプーリーに平ベルトを架ける。
発動機を運転しながら平ベルトを架けるのは熟練の技術が必要であろうと思われる。
かなりの年代物であろうなぁー。
安定した運転音がしていた。
LPG(Liquefied petroleum gas)ボンベが2本置かれ、ホースが繋がれLPガスで動いていた。
昭和9年製だという。
燃焼室シリンダー用の潤滑油のオイラー、
発動機はスコットランドのジェームズ・ワットの蒸気機関が元になっているのかな?
箱型マグネット点火装置(箱マグ)からプラグに電気が送られている。
がっしりとしたタイプの発動機だねぇー。
メーカーにより吸気弁や排気弁など、その他の部品の位置や形状が
機械的な仕組みとしては同じでも少し違っている。
箱型点火用マグネットケースのネームプレートにWICO ELECTRIC COMPANYと印字されている。
オイラー下の回転軸が箱型マグネット点火装置の往復運動に連動しており、
燃焼室への爆発用点火となっている。
岡山県真庭市鹿田
道の駅「醍醐の里」向かい
落合鹿田局(木山郵便局)周辺