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山野草さがし散策・過去録写真館

唐辛子の散歩

あちらこちらと散策して、見た光景を写真に収め、
日記風に掲載しています
ちょっぴり辛いもの好きな管理者です。 時々、味噌汁に辛い青いとうがらしを刻んで入れると、
ピリッと引き締まり旨いよ。
F-1韓流とうがらし 唐辛子の散歩 F-1韓流とうがらし
諸々(Everything)   見たもの・見つけたもの・出会ったもの
日本最古の稲作地「姫笹原遺跡」 長法寺・多宝塔 神南備山展望台
真庭市美甘から国道181号線を西進する。
新庄村を経て新見に向かう
国道180号線 鉄山口交点まで戻り、右折して新庄村方面に西進する。 旭川の源流の一つである新庄川の流れに沿って走行。
柿の木の葉はすべて散りゆき、真っ赤に熟した果実が大量に実っていた。 間もなく、真庭郡新庄村に入る。
新庄村に入ると、有機栽培の「ひめのもち」、ようこそメルヘンの里 新庄への案内看板に迎えられる。 がいせん桜通り・出雲街道宿場町跡
  150m先 左折
桜の春が待ち遠しいなぁー。
真庭市美甘 鉄山口から走行すること約6km地点が道の駅 「メルヘンの里 新庄」である。地元農産物や「ひめのもち」が販売されている
道の駅 「メルヘンの里 新庄」を横目に今日は通過しましたぁー。
道の駅 「メルヘンの里 新庄」を過ぎて、直ぐのT字路を
国道181号を直進すると米子日野方面へ、右折すると新庄村を経由している県道58号北房川上線に入り蒜山高原21km、土用ダム8km、不動滝5km、
宮座山(みやぐらやま)4km、毛無山9km、
山の駅あじわいの宿・新庄6.8km、ひるぜんベアバレースキー場10.5kmへと行かれる。
新庄村役場    2012/12/13
メルヘンの里と云われているように役場の建物もメルヘンチックだね。
新庄村役場のすぐ西に大歳神社があります。
大歳神社
大歳の神は農業の神さまで稲作の守護神であり、家内安全・家運繁栄の
神さまでもあります。また、大歳の神は大国主命に協力して悪神を
平らげ出雲開発に力を尽くした神さまでもあります。
大国主命は国土が広くなるにつれ協力してくれる者を求めていたところ、
海上から舟をこぎながら近付いてくるものがあった。
この神は、「私の住むところをよく治めてくれれば協力する」と
大音声を張りあげています。そこで大国主命はその願いをききいれ、
大歳の神の協力で国土を拡張していったということです。
大歳神社はこの大歳の神とその一族の神神さまを祭っているのです。
                 新庄村教育委員会と記されている。
作陽誌によれば出雲街道新庄宿に鎮座ましましているこの神社は、
寛永十五年雲州千家北島の國造が上京の途次折からの激しい暴風雨を
避けるため、この宮に投宿しようと立寄ったが、神祠の祠門が
固く閉ざされていたので困惑逡巡していたところ、忽ち宮の内から声があり
戸扉が開いたのである。國造は大いに感じて投宿し自ら奠賽し御扉に
書して曰く「火をえらび水を清むる三つ支もの風にまかせてそなへてぞおく」と還郷の後 使人をして金員を奉賽させたとある。
 御祭神
 大歳神 實歳神 若歳神 伏歳神 
 祭 日 
 元旦祭 一月一日 祈年祭 三月十五日 神衣祭 四月八日 十月八日  例祭十月八日 新嘗祭 十一月二十三日 諏訪祭 十一月二十一日
 臨時祭 と記されている。
大歳神社
新庄村役場のすぐ西先に大歳神社は鎮座しておられる。
鳥居は、昭和六年十月吉日に建立されたものである。
拝殿 本殿(神殿)と境内社
子宝の獅子
左右共に阿形とは、珍しいですね。
日本に伝えられた当時は、左側が獅子で右側が狛犬だったという。 
狛犬は神社の魔除けと考えられて、左側に口を閉じた「吽形」、右側に口を開いた阿形が一対として建立されているのが、一般的ですが例外もあるようだね。
大歳神社を過ぎると四十曲峠へと差し掛かる。100m先 四十曲トンネル トンネルに入ると鳥取県側へ緩やかに下り勾配
四十曲トンネル   
ジェットファンが設置されていて、空気は比較的澄んでいた。
1968年開通 延長1863m 幅員7.5m 高さ4.5m
岡山県真庭郡新庄村戸島と鳥取県日野郡日野町を結び両県にまたがる。  幅員狭く、大型トラックにとっては難所のようだ。
勾配はあるが直線のトンネルだ。
2012/12/13
ジェットファンの轟音を聞きながらトンネルを抜けるとそこは鳥取県日野町板井原である。ここより、皆生温泉へ45km 大山へ42kmとなっている。
鳥取県側から見た四十曲トンネル
 2012/12/13
四十曲トンネルを岡山県側から抜け出て、すぐ左手に鳥取県道112号(大佐日野線)があり、岡山県新見市大佐と鳥取県日野郡日野町を結ぶ一般県道である。
2012/12/3
四十曲トンネル抜け、国道181号を直進すると板井原川に架かる赤い板井原橋が山の緑に映えている。
板井原トンネル 竣工1968年 延長85.0m 幅9.0m
この板井原トンネルは下り坂で右急カーブになっているので、トンネルの手前から減速をして進入するべし。
板井原トンネルを抜けて下り坂の右手にドライブイン「いたいばら」があり、
ここは標高500mすぐ先に洞門というのか?雪崩除けというのか
わかりませんが黄色に塗られた鋼材の建築物がある。
黄色の建築物を抜けると、
鳥取へ131km、米子へ40km、根雨へ9kmと案内標識がある。
案内標識の基準点は「目標地」と呼ばれ、目標地の中心点は普通、市役所や町村役場の正面とされ、その建物が市街地から外れた場所にある場合には、繁華街や駅などの代表的な地点を基準とすることもあり、そして、距離はキロメートルを四捨五入してキロメートル単位で表示しているという。
金持上橋、金持下橋、金持神社を経て
鳥取県日野郡日野町高尾(こお)の高尾交差点を左折して国道180号線に入り新見へと向かう。
高尾交差点を左折して約15分走ると
日野郡日野町別所の明地展望駐車場に着く。
2012/12/3
明地展望駐車場に霜柱が約20mm伸びていた。
標高650mに位置する明地展望駐車場からは雄大な大山(標高1729m)をはじめ、連なる山々の素晴らしい絶景が望まれます。
この国道180号線 明地峠は後醍醐天皇が隠岐島へ配流されたときに通られたと伝えられている。 雲海も見られるようです。
大山に冠雪をいただいた南壁が眺められました。
明地展望駐車場から、まもなく明地トンネルにさしかかる。延長 1130m 海抜667m
土地の高さ(標高)は,東京湾の平均海面を基準(標高0m)として測られ、東京湾の平均海面を地上に固定するために設置されたのが日本水準原点と云われている。 
最近では海抜より標高を多く目にするようになり、標高=海抜になったのだろうか?  
トンネル内部は、けっこう明るかった。
明地トンネルを抜けると、そこは岡山県新見市千屋花見である。
峠の下り坂となり、その先右手に新見千屋温泉いぶきの里やいぶきの里スキー場がある。
新見千屋温泉「いぶきの里」  いぶきの里スキー場  
 2012/12/3 人工降雪機が稼働していた。 
間もなくスキー客が大勢集まってくるのだろう。
新見千屋温泉もいい湯だし、レストランでは千屋牛の旨い料理もあり。 
新見千屋温泉「いぶきの里」から約15分ほど走行すると、一級河川 高梁川本流最上部に1998年竣工の千屋ダムがある。
ダム湖は「千水湖」と命名され、ダム型式重力式コンクリートダム
堤高97.5m 堤頂長259.0m 有効貯水容量26,200,000㎥
水力発電も行われている。
最上部にクレストゲート(4門)の引上げ操作室、オリフィス(常用洪水吐)
2門を備えた直線型のダムである。
千屋ダムの人造湖「千水湖(せんすいこ)」湖畔を周回する道路幅は余り広くありませんが湖畔の眺めは素晴らしいです。 冬場は積雪に要注意、周回はできないであろう。
千屋発電所
水力を利用した発電所は岡山県下では高梁川水系、旭川水系、吉井川水系でよく目にします。
昔からあるクリーンエネルギーとして素晴らしい活躍をしてくれ、ありがたいことです。




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