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山野草さがし散策・過去録写真館

木之庄八幡神社

神社やお寺には古木の森があり、お参りする人の心を
和ませていただき励ましてくれます。

吉備大臣宮・吉備真備公園 天石門別神社 佛通寺 貴布弥神社 菩提寺 
領家八幡神社
 古堂地蔵尊祠堂 厳島神社 オシドリ・金持神社

諏訪宮・那須与一墓  中国観音霊場 第八番札所 明王院 布施神社 
矢喰神社・国分寺・雪舟生誕地 牛窓神社 西光禅寺

木之庄 八幡神社 御由緒
御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)
    市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)・
    湍津姫命(たぎつひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)
沿革
当神社は、建長年間(西暦一二四九〜一二五六年)越中守武政(一説には越後守ともある)が
木之庄の海岸を干拓し、新涯を造成したとき、その守護神として西村武政山に建立、
下之庄西村八幡宮と称されました。その後、毛利氏時代、西村能宮に遷座、
ついで永禄年間(一五五八〜一五 七〇年)東村荒神社を合祀の上、今の地に所原肥後守が
木之庄八幡宮を造営、東西両村の住民による宮座が構成され、村の鎮守として江戸時代、
村民の信仰を集め明治時代以後は「八幡神社」となり木之庄町の氏神として崇敬され
現在に至っています。
鎮座地 福山市木之庄町  写真は一部修正したものがあります。

八幡神社 年間の主なる祭典

10月 秋季例大祭(秋祭り)
    御神輿町内巡行 他

八幡橋(やはたはし)

側溝約3.5mに架かる入口幅約5.2m 
奥幅約4.2m 長さ約4.0mの台形の
石橋である。
欄干手前の左の親柱には「やはたはし」
左の親柱には「八幡橋」と橋名が彫り込まれている。 大正十三年(1924年)三月竣工

皇太子殿下御成婚記念碑

記念碑の裏面には大正十三年一月二十六日 
皇太子殿下御成婚記念ノ為
上井手堤防ヨリ上道ニ至ル八幡神社参道ヲ新設ス
大正十三年三月 発起人氏子惣代と記されている。皇太子殿下とは昭和天皇の事。

明神鳥居

正徳五年 (1715年)未ノ八月建立 2013年で298年。
まもなく300年だ。
幾人が此の鳥居を行き交ったのだろうか? 
正徳五年乙未(きのとひつじ)歳

石柱

この2本の石柱も鳥居なのか? 
左には「享于克誠」右には「神無常享」と
彫り込まれている。
明治二十四年八月吉日 建立
現在の鳥居の形になる前は2本の石柱だったようです。

残 雪

 数日前に降った名残り雪か?此処だけが日陰だったのか残雪にワンショット

白 梅

残雪の溶けゆくさまに、白梅の春の陽ざしのほの温かさに
心に走る希望の光。ふっくらと膨らんだ蕾が、まもなく
満開に咲き誇ろうと陽ざしを燦々と受け止めていた。

珍しい!! 狛犬

珍しいよなぁー!! こんな姿の狛犬さんって。
向かって左は後ろ足で立ち上がり、口を一文字につむぎ吽形で、怖い雰囲気を 
醸し出している。右は玉を抱え逆立ちをし口を開き微笑をたたえ阿形で、優しさを醸し出している。
左は男性?で右は女性?かなぁー。高さは台座を含めて約2.5m 狛犬が約1.0mはある。
昭和九年(1934年)三月十五日 建立

参道の石段と灯篭

八幡橋を渡って上り坂の参道を登ってくると、しっかりとした石段が
四十数段あります。手前の石灯篭は昭和十四年十月吉日建立。
この石灯篭は六角石灯篭で春日形石灯篭。笠の周りには蕨手を彫刻し、
火袋の所に神鹿が彫刻してある。
石灯篭は、上から宝珠(ほうじゅ)、笠(かさ)、火袋(ひぶくろ)、受鉢(うけ)、柱(はしら)、地輪(じりん)から成り立っている。

参道の石段と灯篭

石段を十段ほど登ったところからの景観。この石灯篭は四角石灯篭。
向かって左は文化十一年(1814年)甲戌右は寛政己未歳八月吉日に建立。
寛政己未歳は、寛政十一年(1799年)。
二百十数年になるので相当な風雪を乗り越え、参拝に訪れる方々を見守って
きているのだろう。石段上部にも春日形石灯篭があり、
大正十三年(1924年)八月二十七日建立。

本殿の屋根

本殿の棟積みには左右から昇龍が向き合った
形式である。正面の庇の鬼瓦は、獅子が
逆立ちをした形の瓦だ。

本殿(社殿)

本殿は日吉造なのかな? 拝殿と本殿を階段と渡り廊下でつないでいる。
拝殿にて、神前での礼拝作法 二拝(深くおじぎを2回する) 二拍手(2回手をたたく) 一拝(深くおじぎを1回する) 



境内社

二社の境内社がある。  境内社のわき道を登ると山の頂上に向かう。

鳥居と祠

頂上にたどり着くと、鳥居と祠がある。
鳥居は平成二十年(2008年)五月吉日建立。
頂上からは市街地が一望できる。

福山城

頂上から少し下った所の松や
雑木林の間から福山城が
見渡せた。のっぽビルが立って、時代の変化だねぇー。

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