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山野草さがし散策・過去録写真館

牛窓神社(八幡宮)

神階従三位 式外社 備前国古社百二八社の一つにして、
備前国神名帳には従三位牛窓大明神と有る。

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加茂総社宮(惣社)・化気神社 吉川八幡宮

東備の鎮守 牛窓神社(八幡宮) 由緒
神階従三位 式外社 備前国古社百二八社の一つにして、
備前国神名帳には従三位牛窓大明神と有る。明治六年郷社に、
昭和十五年に県社に昇格した。(戦後社格は廃せられる) 続きはこちらのリーフレットに
牛窓神社の御本殿が、江戸時代 文化9年(1812年)に再建されてより、
 平成24年(2012年)で200年の節目の年であった。
 鎮座地 瀬戸内市牛窓町牛窓亀山      2013/6/25 参拝

石 柱

ここから神前に向かう裏参道入り口。邪念を持たず
心清らかにと誓って……
こちらは西側、裏門からになるのだろう。

紫陽花

神門を入った駐車場脇に、見事に咲いた紫陽花が
出迎えてくれた。
紫陽花は咲いてから徐々に色が変化していく。

裏参道

牛窓神社御本殿再建200年記念事業(24〜26年予定)
工事が行われている。
社叢には巨木が林立し陽ざしも柔らかく落ち着いた
雰囲気が味わえます。

裏参道 アジサイ 裏参道の鎮守の森

裏参道わきに 五氣の杜

五氣の杜と題して、元氣、やる氣、勇氣、本氣、根氣と、
牛窓大明神さまから参拝のあなたへと記されている。
眺めていると何かしら心揺さぶられ……

牛窓海水浴場(名勝:宿井の浜)

 向うに見ゆるは蕪崎や長島、日生町方面。

牛窓海水浴場

打ち寄せる白波の波音に
しばし耳を傾け、母なる海に
わが心を問うてみる。

五氣の杜 牛窓海水浴場 牛窓海水浴場

瀬戸内海国立公園

この日は霞んで遠くまで見渡すことはできなかったが、蕪崎や前島、牛窓港に通ずる水道周辺の風情を、
日本のエーゲ海とも呼ばれているだけあって素晴らしい眺望をのんびりと気長に楽しむことができました。
クルージングを楽しんでこられたのか、真っ白な船体のボートが白波を立てて水道を走り抜けていった。

打ち寄せる波 播磨灘 牛窓海水浴場
向うに見ゆる前島 船が行き交う水道 白波を立ててボートが航行
周辺案内板

ハマボッス(浜払子) サクラソウ科オカトラノオ属

花冠は白色で10mm前後の花を茎頭に総状花序に咲かせる。 葉は肉厚で光沢がある。 石垣の間、
岩の割れ目等に咲いていた。

フナムシ

砂浜や岩場を忙しく走り回っていた

ハマボッス ハマボッス フナムシ

不動明王?

岩穴に祠あり。海上の安全を祈念してか?石材で
作られた不動明王?が波によって浸食されたのか?
風化した姿で建立していた。

地層群?

この場所の事だろうか? 私は、こういったことには全くの素人なのではっきり判りませんので、あしからず。

不動明王? 岩盤 説明板

大鳥居

こちらは表参道(東側)の大鳥居は明神鳥居。
右手は播磨灘 牛窓海水浴場(名勝:宿井の浜)の浜辺が
広がる。

大鳥居

此の鳥居は白御影石製高さ、幅ともに4.5mあり、
天保2年(1831年)卯十一月吉日に建立されたようだ。ここから石段をと平たん路を経て牛窓神社
本宮まで約380m。潮の香りを味わいながら社叢の涼しさを味わう。

表参道

大鳥居をくぐると、本宮に向かう「夢を語ロード」と名付けられた表参道のなだらかな石段が、まるで天空にでも続いているかのように見える。

牛窓神社の大鳥居 牛窓神社の大鳥居 なだらかな石段

表参道

ウコギ科のカクレミノなどの樹木が参道わきに立ち並び強い日差しを遮って木漏れ日の差し込む木陰の涼しさを肌に感じつつ一段一段、歩を進める。

表参道

七五三柱と名付けられた2本の四角い石柱が建立されている。

表参道

石段登ると展望台の四阿がある芝生広場へとたどり着く。
右手に播磨灘の海面が広がり、心のつかえが引き出され浄化されそう……。明治41年9月吉日に表参道石段改修碑が建立されている。

なだらかな石段 七五三柱 亀山公園

展望台 亀山公園・望洋亭

ここから牛窓神社まで210m
牛窓海水浴場まで150m
望洋亭から瀬戸内海国立公園内の島々が見渡せて、しばし佇む。

亀山公園のツツジ

是非一度見たいものです。

表参道

望洋亭で、ひと時の休みをとり、ツツジ通りを本宮へと向かう。

亀山公園・望洋亭 表参道・亀山公園のツツジ

ヤマモモ

ヤマモモ科のヤマモモの果実が枝もたわわに実り、間もなく熟すであろう。果実酒にも使用できる。

表参道・二の鳥居

 カクレミノ、ヤマモモの林をぬけて二の鳥居に近づきました。 ここから牛窓神社まで140m 牛窓海水浴場まで240m

ヤマモモの果実 表参道 カクレミノ

表参道・二の鳥居

この二の鳥居をぬけ、なだらかな石段の先には隋神門がある。 二の鳥居の広場には、ツツジ科のシャシャンボの
木がある。境内には何本かあるようだ。

表参道・二の鳥居 シャシャンボ シャシャンボは樹皮が縦にひび割れる。

師弟句碑

板谷芳浄、北浦百楽の句碑

師弟句碑 師弟句碑

万葉集歌碑

  表参道大鳥居のそばに「その昔、若き日の歌聖 柿本人麿は、此の牛窓の海を見つめて恋歌を詠んだと云う。」  と記されている。

万葉歌碑 万葉歌碑の説明板

憧 憬

  宮司さまのお心遣いが感じられる御言葉書きが示されている。

憧憬 夢を語ロード

隋神門

随身像(左大臣・奇磐間戸神 右大臣・豊磐間戸神)は只今、修理中の張り紙がされていました。

隋神門をくぐると

隋神門をくぐると石段があり、拝殿が眼前に静かに迎えてくれる。

隋神門 隋神門の説明板 社叢

手水舎

石段をあがると右手に手水舎があり、その向こうに御神輿庫がある。

手水舎

手水舎

手水鉢の左右の脚部の隙間に海のカニだろうか?名前は解りません。
随身像が修理中なので蟹さんが左大臣、右大臣の役目を果たしているのかもしれないと思って
見てみるのも……なかなかの威嚇ぶりではないか。

カニ 手水鉢 カニ

狛 犬

隋神門をくぐり境内の手水舎で手を清め、左右の狛犬(紀元貮千六百年記念の時に奉献された狛犬。
左が吽形、右が阿形)に会釈し心を清め拝殿に向かう。
牛窓神社は、敷地内面積30.000坪すべて瀬戸内海国立公園特別地域であるという。

吽形・狛犬 隋神門 阿形・狛犬

社 殿

拝殿、釣殿、釣殿の左手は神饌所となっており、右手は奉楽所となっており、釣殿の奥に幣殿、間をおいて
本殿(神殿)となっている。
本殿は修復工事が完工しているのか?工事用の足場は組まれていない。他の社殿は足場が組まれ、
工事関係者が粛々と修復工事をしていた。七夕まつりの期間中でしたので短冊一枚に願いを込めて一筆啓上。
境内末社・稲荷神社、祓殿神社(祇園神社)も設けられている。

本殿(神殿) 拝殿 拝殿

本殿・境内末社

社叢に抱かれた荘厳なたたずまいに、日々の我を忘れ、時として我に返り、心身を交錯する感情を癒やされ、ひと時なりとも牛窓さまに あずけし安らかけり。

本殿(神殿) 境内末社

牛窓神社 年間の主なる祭典

1月3日 新年祭
2月3日 節分祭(古神札焚上祭)
2月11日 建国記念祭
5月第2日曜日 春季例大祭(春祭り)  御神輿町内巡行のみ
6月下旬〜7月上旬 七夕まつり
7月30日 夏越大祓祭(夏祭り)    茅の輪くぐり神事(8月中)
10月第4日曜日 秋季例大祭(秋祭り) 御神輿町内巡行 他
11月15日及其の前後の日曜日     七五三祭
12月31日 除夜祭
毎月1日、15日 月次祭

駐車場
裏参道の駐車場に止めることができる。
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